胞状奇胎 流産の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚4年目で子宮筋腫があり、不妊治療で5ヶ月通院しました。今回の妊娠は病院と漢方を併用して妊娠しました。病院治療は排卵前にHMG注射で排卵を起こして、高温期に12日間デュファストン服用して黄体ホルモンを入れていました。
結婚して3ヶ月で妊娠したものの10週で流産。翌年なかなか妊娠できないことに焦り、母親が探してきた漢方を飲んでいたら基礎体温が上がり高温期が持続する様になりました。
2ヶ月後、めでたく妊娠しました。しかし成長が見られない為、流産と判断され手術を受けました。その結果胞状奇胎の異常妊娠であった事が判明しました。その後悪化し絨毛存続症という病気になり、抗がん剤治療を受けました。
治療終了後も定期健診で通院し、1年間は避妊を強いられました。そして今年2012年3月よりタイミング指導と治療をはじめました。以前、漢方で基礎体温が上がった事を思い出し翌月の4月に薬局で相談をすると漢方で体質改善をする事の大切さを知りました。
年齢38才
相談の結果「気虚」「血虚」の体質と考えられるとのことした。子宮筋腫もあり、瘀血(おけつ)体質(「血」の巡りが悪い)の傾向とも話がありました。こんな体質だから妊娠を持続できないのかと思うと、もっと早くから自分の体をいたわってあげれば良かったと思いました。
漢方と食事のアドバイスをしていただき、生活スタイルも夜型を見直したりスカートをやめたりと冷やさない様に気をつけました。そして8月に妊娠、胎のうを確認できました。
すっかり自信をなくしていた私はアドバイスしていただいた事で勇気が出て、また、毎日の生活が明るくなってきた矢先の出来事でした。精神面も安定する事ができて、心配していた周りの人への配慮もできる様になりました。高度治療を受けずに、こうして妊娠できたことを嬉しく思います。
漢方で心と体が整った事に感謝して、只今妊娠6ヶ月つわりも治まり出産に備えて明るく毎日を過ごしています。
妊娠をされても流産や胞状奇胎などで精神的にかなりまいっておられました。年齢も考えてかなり焦っておられましたが、『妊娠ができるのだからあきらめずに妊娠が持続できる身体作りをして行きましょう。』と体質や生活面・食事面をサポートしていきました。
お母様も一緒に来店されていたので、お母様に『大丈夫よ』と言い続けて下さいとお願いして、精神面のサポートに協力していただきました。妊娠の報告をいただいた時には体調も基礎体温も安定してきて、性格も別人の様に明るくなっていました。
先日お手紙を頂戴して、「6ヶ月でつわりも治まり、毎日が楽しい」という事でした。無事に出産をされて、赤ちゃんと来店される日が楽しみです。
TEL:092-871-7077
住所:福岡県福岡市城南区長尾1-17-7